２日目

目覚ましをかけた時刻には起きることが出来なかったが
朝食会場に向かう準備ははやかった。
食べたいものは沢山あったが時間が許さなかったので
なくなくあきらめた。
また機会があったらホテル日航関西空港に泊まりたい。

「今日一日はスリランカに行くためだけに時間を費やすよ。」
そう聞かされた時
はじめて
日本からスリランカまで直通で９時間かかる事を知った。
今日はそれ以上時間が必要だと言う事も。

関西空港→香港４時間（時差マイナス1時間）
　６時間香港空港に滞在
香港→バンコク3時間（時差マイナス1時間）
　バンコク1時間滞在
バンコク→スリランカ3時間（時差マイナス1.5時間）

日本とスリランカの時差がマイナス3.5時間を考慮しても長い。
遠路はるばるスリランカまで何しに行くのだろう
目的もなく、なんとなく便乗した身としては
はてなマークで頭がいっぱいになった。

考えてもしょうがないので
香港空港では紅茶とケーキを食べて
小腹が空いてきたので飲茶を食べた。
満腹になれば不安なんて感じない。

もちろん
香港に向かう途中機内食は食べた。
モンシュシュの昔ながらのプリンがおいしかった。
JALだったので機内食が口に合わないなんて事はなかった。

 

 

 

 

 

飲茶を注文する時は
写真と漢字と英語を見比べながら慎重に選んだ。
ハズレはなかった。

飲茶を食べていたらキヌコさんから
「まだ食べるんですか、信じられない。」と言われた。
キヌコさんはケーキも食べなかった。

飲茶を食べる数時間前
ほおずきを使ったケーキやチョコレートケーキ、チーズケーキを
頼んでみんなでシェアした。

旅先でしか味わえないものを
美味しく食べる事に楽しみを見出す私を
キヌコさんは理解できないのだろう。
まぁ世の中には1人として同じ人はいない
いろんな人がいるから面白い。
私ひとり食べていたのではなく
キヌコさん以外はみんな食べていたのでよしとしよう。

香港空港で長時間滞在の後
バンコク経由でスリランカ
香港→バンコク→スリランカなのだが
香港バンコク間とバンコクスリランカ間で２回機内食が出た
どちらも完食できた自分の胃を褒めてあげたくなった。

 

スリランカ航空のお姉さんはとても綺麗で
まさしく孔雀。
写真を撮りたいと言うと決め顔を作ってくれた。
思わずビューティフルと言ってしまった。
サリーがとても綺麗だった。
みんながみんな細くて若い綺麗な孔雀だった訳もなく
主任クラスの恰幅のいい年配の方もいて
サリーの間から立派な腰周りがみれた。

無事コロンボ空港に到着した。
ここで長旅も終了と思いきや

スリランカ（コロンボ）→ゴール車で3,4時間

宿泊先まで車で車で３、４時間かかるともこと。
現地時間23時すぎ。
私は車の後ろで熟睡していた。
暗くて街の様子は見れない。
途中運転手さんが車を離れ
私を除いたみんなが不安になる出来事発生。
マネージャーのスディーラさんに
みんなが不安をぶつけるも高いびきをかいていたらしい。
この出来事からスディーラさんはいびきとあだ名がついた。
なんとか宿泊先に無事到着。

ベットティーを貰って、部屋を選んで
長旅の疲れを一国も早く回復させる為に
ベットに倒れこむ。