以前勤めていた信用金庫の上司が
剪定の仕事に進んだのは7年前。
定年を待たずに退職。
それから年末はうちの庭の選定をお願いしている。
今年もお願いする時期になった。
庭は日当たりがよすぎて
植物が我が物顔でのさばっている。
上司に連絡すると奥さんが出た。
「元気ね、えーすさん。
しばらく顔を合わせていないから心配していたんだよ。
えーすさんには幸せになってほしいからね。
剪定の時期だから
夫婦そろってえーすさんのことを考えているのよ
今年もよろしくね」
上司には息子が2人いるが
長男は出世のために結婚して
子供が生まれたが1年に1度会えるかあえないかで
ほぼ絶縁状態。
次男は東京に行っておりあまり連絡がない。
信用金庫時代仲のよかった部下は
娘同然に考えているのだそうだ。
自分のことを考えてくれる人がいる
ことをありがたく思い
幸せにならなくちゃいけないと感じた。
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