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30代派遣社員えーすの日常
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ゴスライブ3列目の良席という事もあり

終わってから放心状態。

歌、ダンス、ステージ構成をみて

現実では味わえない世界にどっぷり浸かる。

これだからライブはやめられない

病み付きにならずにいられるかい。

ほえほえ上機嫌で鹿児島に帰る。

 

行きはよいよい帰りはこわい

天気がよかったこともあって行きは高速道路を使わなかった。

それでもガソリンはあまり減らなかった。

さすが軽、さすがDAIHATSU

これだったらガソリン入れなくても帰れるんじゃないか

甘い甘い誤算がそこで生まれた。

 

帰りは高速で。

あっという間につくだろう

ふとメーターを見ると

ガソリンがEMPTY間近か。

 

どう考えても鹿児島に着かない

どこまでいけるかも想像がつかない

EMPTYランプがつくのが10~7リットルというから

ランプがついて50km走るか走らないか、

今この車の燃費どうなっているんだろう

顔は平静を装いながら

頭はパニック状態。

それまでゴスライブの楽しさを

饒舌に語っていたのが嘘のように

沈黙する車内。

 

パーキングエリアにつけば何とかなるという

甘い期待はすぐに裏切られ、

パーキングエリアにある全てのガソリンスタンドが閉まっている現実。

今高速を降りても宮崎のスタンドは開いていないだろう

知らない場所でガソリンスタンドを探すより

少しでも土地勘のある場所で探すべきと

早く鹿児島県内に入る事を切に祈る。

 

そうだこんなにガソリンが減ったのは

暖房に一因があると、暖房を切る。

すぐに車内は冷えだす。

宮崎を離れる時

ライブを堪能した興奮で上気した車内と

同じ車内とは思えないぐらい寒い。

 

なんとか鹿児島県内に入るが

知らない土地名。

いつになれば高速を降りれるのか

口を開けば不安しか言葉にできそうにない

車内は沈黙でつつまれる。

後ろからパッシングであおるトラックを無視して

経済速度で走る。

気持ちが焦り気づけば加速している。

そのたびに自分の心を落ち着けるかのように

速度を落とす。

10kmという距離がこんなにも遠いのか

ガソリン残量と出口までの距離をみる。

 

高速を降りて料金所のおじさんに聞くと

「あんた何時だと思っているの

 ここら辺はみんな店閉まっているよ」

その言葉に表情が固まる。

いやいやこの付近はガソリンスタンドがたくさんあって

鹿児島の中でも料金競争が一番激しいところで

24時間営業のセルフスタンドがあるんだよ

絶対あるんだって

心で反論する。声は出せない。

 

EMPTYを通り過ぎたガソリン残量

いつランプがつくか

そもそもこの車はランプがつく機種なのか

いろんな考えが交錯する。

明かりが消えたガソリンスタンドを何軒通り過ぎたのだろう

コンビニの明かりは明るく

街路灯はこれでもかというぐらい道を明るく照らしている。

 

今セルフって見えたよ

妹の言葉に期待を抱き車の向きを変える。

予想していた場所よりも近い場所にセルフスタンドがあった。

エンプティランプはつかなかったものの

緊張して肩が痛くなった。

ほっと一息。

 

緊張しすぎて

すいているはずのお腹はマヒ状態。

暖房を入れて

えかったえかった終わりよければ全てよし

旅を締めくくる。

 

 

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