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きぃちゃんが死んだ。
家につれて帰って
次の日の夜具合が悪くなり
病院に入院して
朝死んだ。
まだ1回しか抱っこしてないのに。
野良生活で風貌が変わって
きぃちゃんである確証は
鍵尻尾以外なかった。
風邪が治ったら
トリミングして
きぃちゃんの美貌を確認したいと思っていた。
きぃちゃんが元気になってから
やりたいことがたくさんあった。
なにひとつできなかった。
きぃちゃんが死んで
病院で綺麗にしてもらったら
以前と変わらない姿がそこにあった。
花が敷き詰めてある棺に
眠るように横たわっているのは
間違いなくきぃちゃんだった。
今にも動き出しそうな感じで
綺麗に眠っていた。
おじいさんのところにいたら
死ななかったのかもしれない
病院に連れて行って
飲ませた薬や注射が悪かったのだろうか
考えてもどうすることもできない
きぃちゃんは生き返らない
分かっても
後悔だけが頭をまわる。
きぃちゃんは帰ってきた。
野良生活を送っていたら
どこかで誰に知られることなく
死んだかもしれない。
きぃちゃんは家に帰ってきた。
家に帰ってきたかったんだ。
私に会うために戻ってきた。
家で看取る事ができてよかったと思おう。
前向きに考えようとしても
せっかく帰ってきたのに
まだ何もしていないのに
きぃちゃんは死んでしまった。
きぃちゃんはここにいない。
そう思うと
涙がとまらない。
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