週末なので犬の散歩に行く。
最近早く起きれず、
犬を散歩に連れて行く余裕がなく
さみしそうな上目遣いで見つめられるたびに
胸が痛くなった。
そのお詫びと言ってはなんだが
週末は時間を気にすることなく
時間が許す限り散歩をする。
ハリー一家をひきつれて散歩に行く。
すると
犬の後ろからついてくる人影にきづく。
「ハリーちゃん、ハリーちゃんは私が散歩するから
ハリーを渡して」
はぁはぁ息を弾ませ駆け寄ってきたのは祖母だった。
「いいよいいよ
3匹連れて行くも4匹連れて行くのも一緒だから」
4匹連れて行って母が2度怪我をしたので
怪我をする心配をして祖母が来たのかと思い
心配ご無用と祖母の申し出を断り
散歩続行。
すると
犬の後ろにまだついてくる祖母。
「ハリーをハリーちゃんを私に渡して。
ハリーは私が散歩するから、渡して」
祖母が熱心にいうので、ちょっとむきになって断った。
が
断っても断ってもついてくる。
犬と祖母の散歩をかねているようだ。
最後は
祖母の執着心に根負けしてハリーを渡した。
距離にして散歩コース3/5ぐらいの場所だった
祖母はとっても嬉しそうだった。
何がそこまで祖母を駆り立てるのか分からなかった。
家に帰って母に話すと
「ハリーがあんたを慕うのが嫌だったんじゃない」
祖母のジェラシーによる行動と推察。
朝ピアノを弾いていたり
ハリーに甘えたり
祖母の行動は年齢とともにこどもにかえっている。
ハリーと仲良く散歩ができるなら
足腰も丈夫だろう
いつまでも元気でいて欲しい。
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