祖母がめまいがすると言うので病院へ。
祖母がうまく歩けないので車椅子に乗せる
病院は午前の受付が終わったにもかかわらず
インフルエンザや事故でたくさんの人が待っていた。
今診ているのは11時の人ですので
もうしばらく待ってください
看護婦さんが優しく声をかけてくれる。
祖母を診察したのは受付から何時間後だったか覚えていない。
夕方になって祖母が別の病院に連れて行ってくれ
めまいがする、気分が悪いと言ってきた。
どうして別の病院なのか。
祖母は血圧の薬を数日前貰っていた。
病院は薬を出すにしても
それと同じものしか出せず
祖母がそれなら家にあるといった為
薬を貰うことなく診察料210円で終了。
長時間待ったにもかかわらず
なんの処置もされずに帰ることになったからだろう。
母が仕事から帰ってきて開口一番怒鳴る。
「おかあちゃんは間違っている
先生にいい顔してもう大丈夫ですって自分の症状を言わないから
薬も何も貰わず昼帰ってきたんでしょう。
それでまた今病院行っても同じ事じゃっど。
気をつかうところ間違っているんじゃないの?
病院の先生にいい顔しても何にもならないよ」
母の言葉はきついが正しい。
学校の先生だったからか本来の気質からか
祖母は八歩美人だ。
そして心無いうそをつく事で腹黒くなっていく。
悪口を言う時が一番生き生きしているように見える。
病院から薬を貰っても言われたとおりに飲まない。
病院に行かない事が美徳。
薬を飲まないことで自分の健康をアピールしたいのか
そんなこと誰もなんとももわないのに
妙な自分ルールで
病気を悪化させ家族を振り回す。
毎回病院に連れて行かなければならない身内としては
先生に正直に病状を話して
薬を言われたとおりに飲んでほしいと思う。
多くを望んでいるわけではなく
当たり前のことを当たり前にして欲しいだけだ
それが本人のためなのだから。
おかあちゃんはなんにもならないところに気をつかって
その半分でも身内に気をつかえばいいのに
母はまた怒鳴っていた。
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