漫画雑誌「りぼん」に「ときめきツゥナイト」という漫画があった。
私は暇さえあれば漫画を読んでいた。
その話の中で記憶に残っているものがある。
魔界がゾーンという敵に支配されようとして
ヒロイン蘭世の彼氏真壁俊と双子の弟アロンが
ゾーンに殺された魔界の王=父の敵と立ち向かう。
でもゾーンは強くてなかなか倒せない。
そこでヒロイン蘭世が
憎しみに憎しみで対抗しても何も生まれません
ゾーンを悲しい人として
愛で向かいいれると
不思議や不思議
あんなに強かったゾーンがあっけなく消えてしまう。
そしてめでたしめでたしと終わる。
小学校の頃読んで
憎しみに愛で対抗なんて分からない
愛が最大の武器ってなに?
世の中綺麗事じゃすまないことばかりなんだ
納得いかないぞ、なんじゃこりゃーと
どうにもこうにも理解できず
そのため記憶に残っていた。
最近になってちょっと分かってきた気がする。
悪い言葉は悪い運をよぶから
なるべくいい言葉を使おうと言う言霊信仰と一緒。
自分から出されたのもは自分にかえってくる
それは言葉だったり想いだったり
他人を怨んだり、悪く思えば
その思いは自分にかえってくる。
言葉や想いを陰陽師の式神と思えば納得。
だから憎しみの式神飛ばしあっても
お互い傷つくだけでなんにもならない
醜い争いのあとには傷ついた心しか残らない。
憎しみは自分を傷つけるだけ
他人や罪を「赦す」行為は
復讐にかられ醜い想いに駆られる自分を救う行為でもあるのだ
なんてマイブームのスパイダーマン3にこじつけてみる
りぼんを読む頃からくらべたら
ちょっとは心が成長したようです
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