鹿児島の地上デジタル放送開始まで一ヶ月をきった。
デジタル放送に向けて機材や装置が
アナログ対応のものからデジタル対応へと変わり
先日デジタル設備装置の竣工式、安全運行祈願祭が行われた。
式は順調に進んでいるかのように見えた。
そんな中
宮司が祝詞を奏上する時に誤読した。
デジタル設備の名称は日常生活で使われることがない為
聞きなれないものばかりだ
前もって打ち合わせをしていたが
宮司は間違ったことすら気づいていないようだ。
式が終了した直後あるシステムに異常が発生した。
そのシステムが宮司が誤読したシステムだったのは
偶然の一致だろうか。
日本では言葉に霊的な力が宿ると信じられ、
それを言霊といった。
声に出した言葉が現実の事柄に対して
なんらかの影響を与えられると信じられた。
これは「言」と「事」が同一の概念だったことによる。
福岡に行ったとき
キョウコちゃんに彼の事を
「どうでもいいのあの男は」と話した。
「靱帯切ったあの男は放置」
「きぃちゃんがいればいなくてもいい
優柔不断で結婚を匂わすだけの男なんて」
と母や妹に言っていた。
別れ話がでたのはそれから何日も経ってなかった。
世の中はデジタル化へ進めども
言霊の力は健在だ。
あまりにも綺麗事過ぎて昔ながらの毒がない
と妹にブログの感想を言われた。
それでも
毒は控えめに
なるべくよい言葉を発しよう
そう誓う
11月でもまだ半袖のえーすだった。
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