しあわせって人と比べるものじゃない
自分の心が生み出がすものだ
妹の同級生が秋に結婚すると聞いて
彼女はお金持ちだからいい人と結婚して
裕福な暮らしをすると思ったら
なんとなく凹んだと
妹からmailがきた。
妹には妹のよさがあり
同級生には同級生のよさがある。
人それぞれ違うように幸せのかたちも違う。
妹を理解してくれる旦那とめぐり合えて
結婚したのだから
今の生活は彼女が以前から望んでいたものだと思う。
妹は今ある幸せに感謝しなければならない。
それを同級生、他人の資産と比較するのは
違うと思う。
経済的余裕があったらあったでこしたことはないけど
お金持ちでもけちない人はいるし
お金の豊かさと心の豊かさが必ずしも比例するわけじゃない。
他人は他人、自分は自分
他人をうらやんだっていいことは何もない。
人間だから人と比べたり
人の幸福をうらやむ気持ちが生まれるのはしょうがない
でもそれをひきずるかスイッチ切り替えるかは
自分次第。
母が父の以前勤めていた会社の跡地を見に行った。
この会社は父の父=祖父のもので
父は跡継ぎだったが、後妻先妻の争いで
後妻の息子、私の一歳年上の叔父さんが跡を継ぐことになった。
父は事業に失敗して自己破産して失踪している。
母は以前の会社がなくなり
新しいビルが建っていたことに憤りを感じているようだった。
新しいビルの名前や経営状況を
自分で憶測して
「あれは本当は自分のものになるんだったんじゃ」と妄想して
母は夜眠れなかったという。
昨日家族そろってランチバイキングに行って、温泉に入って、
妹の旦那さんが車の運転をして、白熊を食べて、天文館に行って
家族仲良く過ごせて楽しかったね
と思えばいいのに自分で自分を苦しめている。
それも事実に基づいたものでなく
自分の勝手な憶測で苦しんでいるんだから始末に終えない。
自ら進んで嫌な妄想にどっぷりつかっている。
父が跡を継いでいたら会社はとうの昔になくなったかもしれない
会社が成功しても父は天文館にでさるいて
家計はいっこうに裕福にならなかったかもしれない
それに跡を継いだ叔父さんが会社を立て直したのも
事業に成功したわけでなく建物の老朽化で仕方なくだったり
会社を縮小してビルの賃貸で生計を立てているのかもしれないし
まぁそんなこと考えればいくらでも考えれるわけで
事実でもない妄想に時間を費やすことは無駄でしかない。
他人をしょのんだり、うらやんだりしても
なんにもはじまらない
おこぼれなんてあるはずもない
卑しい心が残るだけだ。いいことはなにひとつない。
大切なのは自分自身と今である。
それさえしっかりしていたらいいんじゃないかな。
ちょっと余裕が出たら家族
もうちょっと余裕ができたら友達
人を思いやれる心がもてたらいい。
毎日毎日笑顔ですごせたらいい
人はひとりひとり違うんだから
違うからこそ存在する意味があって
比べる必要はない
そう思えたら楽に生きれる。
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