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30代派遣社員えーすの日常
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母は温泉に行く。

その温泉は郊外が多い。

鹿児島はたくさん温泉があるけど

母が好むのは郊外だ。

 

母曰く

「車が多いと行くだけで疲れるじゃない

 車の渋滞やマナー違反の人にカッカさせられることも多いしね。

 郊外だったら眺めも綺麗でイライラすることないから。

 施設が整っていても

 独占したりする人がいれば使えないから意味がない。

 常連がでかい顔をするのも気に食わない。

 郊外は施設が整ってない分

 みんなが譲り合いの精神があるから

 人との触れ合いがあっていいよ。」

母は職場の人間関係に疲れているようだ。 

 

先日母の職場で会議があった。

内容は来月の仕事の振り分け。

今までは

「私はこんなに仕事が出来るのに資格も持っているのに

 なんで仕事をくれないんだろう。

 時給の悪い新人でも出来るような仕事をやって」

と不満たらたらで、仕事を欲しがれば欲しがるほど

仕事もどんどん減らされていった。

今回は

「どうあがいても仕事をもらえないのなら

 ニコニコ笑っていればいいかな」

と笑っていたらしい。

不満をずっと胸にためこんでいるよりは

いいことだと思う。

 

母の笑顔が仕事でよい風をよびますように。

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「おかあちゃん昨日貰ったトマトはどこやったの

 1個も食べてないんだけど、全部食べたのね」

母の怒号で目が覚めた。

 

「トマトなんか知らないよ。

 食べていないし、見てもおらん」

朝からテンション高い母と

対照的に祖母はひょうひょうと答える。

「昨日貰ったがね、食べちょったがね覚えとらんとな」

母は繰り返し繰り返し祖母に聞くが

祖母は

「知らん、覚えちょらん」の一言。

祖母の認知症はすすんでいる。

 

最後には祖母が怒り出し

「私のことを馬鹿にすればいいがね

 あなた様は何でも覚えていていつでも正しいんでしょうよ。

 私を踏みつけて優越感に浸ればいいがね」

ひねくれだした。

こうなると祖母はどうすることも出来ない。

 

母は祖母を責めようと思っていっているのではない

母が祖母の認知症を認めたくないのだ。

本当は覚えてるよという答えを期待して

何度も何度も同じ事を聞くのだ。

それが祖母にとっては屈辱を与えられたように思え

祖母はひねくれる。

 

祖母が母の強い口調を許す事は難しいから

母が祖母の認知症を認め

祖母が忘れたことを言及しなくなればいい。

母娘関係ってむずかしい。

 

私はトマトを美味しいとおもえない。

砂糖をふったら苺の味がするって言うけど

それでも食べようと思えないものなのに

トマトごときで喧嘩して血圧上げるなんて信じられない。

トマトをあげた妹が悲しそうな顔をしていた。

 

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「えーすちゃんが結婚したら

 綺麗でみんなぶったまげるが」

妹が結婚してから

祖母の私の結婚式に対する希望が膨らんだらしい。

「私が生きているうちにしてね」と祖母はいい

「今度は絶対洋服で参加する」と母は言う。

 

「よかにせじゃってばあちゃんが喜ぶような人を連れてくるから」

と祖母の望む言葉でこたえると

「よかにせよりもえーすを大切にしてくれる人がいい」

と祖母は言った。

 

しんみりするすきを与えず母が

「嘘だよ嘘。よかにせかどうかがばあちゃんの判断基準だから。

 その証拠にあんたの最初の彼氏の名前は今も覚えているけど

 次の人はマンゴーをくれても名前を覚えんかったがね。

 ○○さんは俳優のようによかにせじゃったって今も言うじゃない。

 マンゴーは覚えても名前を覚えんかったのは

 よかにせじゃなかったからだよ。」

「まあ私はえーすを大切にしてくれる人がいい

 えーすは自分が一生懸命頑張るタイプだから

 妹みたいに大切にしてもらえる人を選べばいいのに。

 その点では妹はいい人を選んだよ」と言う。

 

オリンピック並みの周期で好きな人がやっとこできたばかりなので

結婚の話をされてもぴんとこないけど

祖母や母は私の幸せを願っていると言うことが分かった。

家族に愛されている私は幸せだと思えた。

 

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温泉に行った時に母が話した夢。

「えーすが玉の輿に乗って

 毎月30万づつ仕送りをしてくれて

 おばあちゃんが死んだら生活できないと思っていたけど

 えーすの仕送りで何不自由なく生活できて

 趣味でヘルパーの仕事が出来て

 職場の人とも仲良く出来て

 犬猫も好きなだけ飼えて

 自分で散歩しなくてもよくて

 散歩用に人が雇えたりして

 そんな生活ができたらいいな」

 

母の夢を叶えられるのだろうか。

母の悩みが

犬の散歩、職場の人間関係、収入不安にあることは分かった。

夢を丸ごと叶えることはできなくても

私の出来る範囲で夢に近づける事は可能。

娘として

出来ることをするだけだ。

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妹が新婚旅行に行くことになった。

9月にハワイ。

 

お土産はパイナップルがいい。

 

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妹の旦那さんの家族とそろって食事会。

 

親族付き合いが、今までなかっただけに

新鮮に感じる。

親族の輪が広がっていくのは先祖様も満足なことだと思う。

 

10年後3人の子供のお父さんであることを

旦那さんは結婚会場で宣誓していた。

ハネムーンでしっかり子作りしてくださいませませ。

子孫繁栄、うめよふやせよ。 

 

母と祖母のテンションが高く

祖母が終始自分の自慢話をしていたので

旦那さんの親戚は話を聞かされてかわいそうだった。

今まで人付き合いが少なかったので

相手の立場になって考えるということが出来ない。

誰も祖母の人生山あり谷あり

大嘘ありの話を聞きたいとは思っていない。

 

自分の事をえらそうに見せたり

すごそうに見せることはない。

祖母と母は自分たちに装飾品をつけることで

よくみてほしいと言う意識が働くのだろう。

ありのままの自分を見せて

それを受け入れてくれるのが身内だと思う。

 

祖母と母の悪癖が治りますように。

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弟が帰ってきてなんかうれしかった。

 

母が落ち込んでいたのが

弟の存在で救われた。

私では考え付かない発想や

母や祖母へのフォローがあって

弟の存在をありがたく感じた。

 

Kプロジェクトや勉強や仕事の事

いろいろ話せて楽しかった。

他人に興味がないといいながら

相談にのってくれる弟の存在は貴重だ。

ハッピーとラッキーが弟にゾッコンラブなのも

なんか分かる気がする。

 

改めて

家族が仲がよいのが一番だと思った。

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結婚式無事終了。

式の前後には雨もやんでいた。

お母さんは感動して泣いていた。

妹はきれいだった。

いい式だった。

旦那さんの家族に感謝。

 

式で思ったのは

化粧の力ってすごい!!

衣装の力ってすごい!!

 

普段の髪型が武田鉄矢の妹と

結婚式の妹は中の人は一緒だが

化粧と衣装によって別人になっていた。

妹の化け方は犯罪に近い。

 

科学の力が蔓延する現代社会で

化粧の力がこれほどの効果があるとは思わなかった。

女がなぜ化粧をするのか分かった気がする。

 

結婚式出席者が新居に遊びにきたら

嫁の中の人の出現に

詐欺だと叫ぶであろう。

旦那さんがよければ

誰がなんていおうと関係ない。

 

二人がいつまでも仲良くありますように

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夫婦喧嘩は犬も食わないというが

妹夫婦は喧嘩しすぎ。

 

夫婦喧嘩は基本的に 

ふたりで解決すればいいけど

結婚式をしないと当日に言いだすなんて

いい大人が何を考えているんだろうって感じ。

人を巻き込みすぎ

喧嘩するなら

結婚式の次の日にしてほしい。

 

多くの人に迷惑を考える事なんか考えていない

自分の気持ちだけで

ほか何も考えていないんだろうな。

 

朝早くから

わくわくにこにこ準備をしていたばあちゃんが

「ばあちゃんは具合が悪くなったので

 出席できません。もう勝手にしてください」

と寝込んだ。

 

年金暮らしのばあちゃんの楽しみを奪って

何が楽しいんだか。

そこまでして貫き通したい信念があるとは思えない

人の気持ちを踏みにじってまで

得られるものがあるとは到底思えない。

 

結婚式まで3時間

どうなることやら

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弟が妹の結婚式の為帰ってきた。

 

お土産は佐藤錦のさくらんぼと白桃だった。

弟曰く

本当はばあちゃんの好きなマンゴーにしようと思ったんだけど

宮崎県知事のPR効果で

国内マンゴーの需要が増え値段が高騰しているから

買わなかったそうだ。

祖母の大好物を買ってこようと思う気持ちがうれしい。

祖母はさくらんぼも大好物だ。

 

「夏はみんなで温泉に行こうか」

祖母が元気なうちに

今年の夏にでも家族そろって

温泉旅行に行こうと弟が言う。

 

祖母が元気なうち

それはあとどれぐらいなのだろう。

最近の祖母は30分前のことも定かでなくなってきた。

多分去年食べたマンゴーや今日のさくらんぼの記憶は

すぐ消えてしまうだろう。

庭の掃除をする足取りも

危なげに感じる。

 

「これが佐藤錦のさくらんぼね

 特秀って書いてあるよ、Lって書いてあるよ

 すごかね。あたしははじめっじゃがよ」

箱にきれいに入れられたさくらんぼを眺めて

祖母はなんどもなんども言葉を繰り返す。

嬉しさからか

自分のいった言葉を忘れているからかは不明。

 

家族が健康で、いつまでも仲良く過ごせますように。

祖母の笑顔がいつまでも見れますように。

 

おいしいものを食べることで長生きできるのなら

いくらでも美味しいものを

祖母が食べたことのないものを贈りたい。

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心に余裕がないと

相手を思いやることができない。

 

自分が幸せな状況になくても

相手を思いやれるほど

素晴らしい人格が形成されていたらいいのだけれど

そこまでご立派な人は少ない。

 

母はモモの事で頭がいっぱい

妹は結婚式の事でいっぱい

相手はどんな状況にあるか考えない

わがわがわがわが

自分の事で頭がいっぱい。

 

もともと自分が一番の人達だからしょうがない

悪いとは言わない。

ただ

自分が最善を尽くさず

相手に求めてばかりなのは

なんだかなぁって感じだ。

 

何時までに結婚式場に行けばいいか

結婚式のタイムスケジュールを

うちの家族は誰も知らない。

聞いても返事がなかった。

知らなくてもいいらしい。

 

おまけに今日になって旦那が

「結婚式はしない」と言い出した。 

今日は無事に終わるのか。

家の側の出席者は家族のみで

ほとんど旦那側の人間だから

キャンセルされて困ることはない。

 

結婚式ってこんなものなのかな

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妹の結婚式前日になって

ゲストドレスを借りに行く姉って

そういないだろうと思った。

準備不足の為、前日にばたばたどたばた動き回る。

 

試験勉強とか一夜漬けと前日するのはいいほうで

12時過ぎてからはじめたこともあった。

のんびり屋と言うよりは計画性がないといった方がいいのか

前日準備も想定の範囲内

当日よければいつ準備しようとALL OK

 

祖母と母が今日髪を切りにいく。

昨日の予定が

モモによって全てキャンセルをしいられ

母と祖母も大忙し。

昨日は気力とやる気を失い

私が帰ったときは

ふたりしてベットに倒れこむようにうつ伏していた。

 

早めに準備したからって必ずしもいい結果とは限らない

祝う気持ちが一番大事。

抜けがないように気をつけなければ。

今まで動かなかった分、今日は走る。

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自分のことなら我慢は出来るが

身内が悲しんだり苦しんでいるのは

私のとって耐えられないことだ。

 

母がモモの件で悲しんでいる

悩んでいる

私に出来ることは何だろう。

34歳独身♀派遣社員に出来ることがあるのだろうか

 

こんな時にお父さんがいれば

こんな時に私に旦那がいれば

現実逃避しても何も始まらない

分かっていても

誰かに助けてもらいたくなる

支えてもらいたくなる。

そんな気弱になる時もある。

 

自分の足でしっかと立つ以外に解決策はない

空からえーすの味方は降ってこない。

 

弁護士さんと警察官の知り合い入るが

あまり頼りたくない。

 

自分が出来る範囲で最善を尽くそう

結果は後からついてくる

負けない頑張れ私。

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夜もあけきらないうちから

祖母が活動的に動き回っている。

新聞を取りに行く足音が聞こえる。

 

いつもなら祖母はいびきをかいて寝ている時間だが

昨日雨で思うように外出できず

寝るか電話しかしなかったので

早くに目が覚めたと思われる。

 

早朝から庭に水を撒いている。

それは祖母の日課で

母が昨日大雨だったから必要ないと何度怒っても

聞こえないかのように涼しい顔をしている。

 

祖母が元気なことはいいことだ

でも

嫌な予感がするのは何故。

 

祖母は元気がいいと

しなくてもいい事、余計なことをしはじめる。

すべきことは他にもあるのだけれど

祖母がやることは

毎度毎度裏目裏目にでて

母を怒らせる結果となる。

 

忙しい母を思いやって

「モモの散歩をしよう」

と祖母が玄関を開け放ち

モモが脱走して

人を噛んだのは1週間前。

 

散歩で綱を放し

「脱走するなんて悪い犬

 そんな犬は要らないぺっぺ」

自分の思い通りにならないと放置した祖母。

当然のごとく近所から

犬が放し飼いにされていると苦情が来た。

 

祖母が散歩に行かなければ

苦情の対処に追われる事はないと

モモが保健所と警察署から電話で警告されて以来

祖母には犬の散歩に行かないように

祖母が散歩をしないことがうちの取り決めとなった。

 

それにもかかわらず

「今日は子犬の散歩に行こうかね」

と散歩に行こうとする祖母の発言に

「やめて。お願いだからやめて。

 私の悩みを増やさんで」と母が懇願する。

 

そういっている間に

祖母が玄関を開け放ち

あひゃひゅひゃうひゃとハリーが脱走。

 

母絶句。

私も絶句。

「ああ~っ」と絶叫する祖母。

「犬の散歩をしないように

 そんなこといつ言ったっけ。はじめて聞いたが」

祖母の認知症認定発言に母は脱力。

母はモモを連れハリー捜索。

 

祖母は長生きすると思った。

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母がめまいがする

頭が痛いと

早々と寝た。

めまいがするのは今日で8日目。

 

梅雨で雨が降り続いているせいだろうか。

職場の人間関係か。

朝一警察から

ミニチュアダックスの監督責任について説教されたためか。

昨日は保健所、今日が警察、

明日は弁護士事務所から連絡が来るのか

心配性の母の妄想は広がる。

ハリー一家の未来は梅雨空のようにどんよりだ。

 

母がいつも笑顔でいれますように。

母から警察から連絡が来たと朝話を聞いたにもかかわらず

夕方には「そんな事があったのね」とすっかり忘れてしまう

祖母のように図太くなったらいい。

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週末なので犬の散歩に行く。

 

最近早く起きれず、

犬を散歩に連れて行く余裕がなく

さみしそうな上目遣いで見つめられるたびに

胸が痛くなった。

 

そのお詫びと言ってはなんだが

週末は時間を気にすることなく

時間が許す限り散歩をする。

ハリー一家をひきつれて散歩に行く。

 

すると

犬の後ろからついてくる人影にきづく。

「ハリーちゃん、ハリーちゃんは私が散歩するから

 ハリーを渡して」

はぁはぁ息を弾ませ駆け寄ってきたのは祖母だった。

「いいよいいよ

 3匹連れて行くも4匹連れて行くのも一緒だから」

4匹連れて行って母が2度怪我をしたので

怪我をする心配をして祖母が来たのかと思い

心配ご無用と祖母の申し出を断り

散歩続行。

 

すると

犬の後ろにまだついてくる祖母。

「ハリーをハリーちゃんを私に渡して。

 ハリーは私が散歩するから、渡して」

祖母が熱心にいうので、ちょっとむきになって断った。

断っても断ってもついてくる。

犬と祖母の散歩をかねているようだ。

 

最後は

祖母の執着心に根負けしてハリーを渡した。

距離にして散歩コース3/5ぐらいの場所だった

祖母はとっても嬉しそうだった。

何がそこまで祖母を駆り立てるのか分からなかった。

 

家に帰って母に話すと

「ハリーがあんたを慕うのが嫌だったんじゃない」

祖母のジェラシーによる行動と推察。

 

朝ピアノを弾いていたり

ハリーに甘えたり

祖母の行動は年齢とともにこどもにかえっている。

ハリーと仲良く散歩ができるなら

足腰も丈夫だろう

いつまでも元気でいて欲しい。

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玄関に置いてあった

ハカラメ(セイロンベンソウ)の皿がなくなった。

葉っぱのいろんなところから

にょきにょき芽が出てくるのを見るのが楽しみだった。

葉から分かれ鉢植えにした芽は今2本。

まだまだ増える予定だったのに

どこにいったハカラメ。

 

母もハカラメの成長を楽しみにしていたひとりだ。

私も知らない

母も知らない

消去法でいくと皿を移動させた人物はひとりしかいない

祖母だ。

 

祖母は片付けるのが大好き。

自分の部屋は片付けないのに

他人のもの、しなくていいものを片付けるのが大好きだ。

そして自分が片付けたことを忘れるので

片付けられた方としてはあるべき場所に物がなくて

さがすのに時間を要する。

先週末自動車の鍵が洗面台にあった時はびっくりした。

「分からなくなるからしないで」と母が声を荒らげても

嫌がらせのように片付けるのが

頑固な祖母らしいところだ。 

 

「お母ちゃんここにあった皿はどこにやったのね」

母が聞くと

祖母はどこからともなく皿をとりだしてきた。

「皿に入ってた葉っぱはどこにやったのね」

と聞くと

しばらくごそごそいろんな場所をさがしていた。

それから

「泥棒がとったのかね。あたいは知らんよ。

 とらんよ葉っぱなんか。

 大切にしている葉っぱなんかかからないもん」

と真顔で言い出した。

 

「皿はどこにあったの。

 どうして皿の場所が分かったのね」母が問い詰めると

「あたいは何も知らん

 ぼけてるぼけてるって全部あたしのせにすれば気が済むんでしょうが

 馬鹿にしっせえ。あんた達はさぞ頭がいいんでしょうよ」

祖母が逆切れ。

 

逆切れされて、祖母が本気で知らないと言い張るので

母もこれ以上言っても埒があかないと

移動させたのは祖母だが

もう移動させた事を憶えている祖母はいないんだと

今いる祖母は本当に何も知らないんだと

あきらめた。

 

すると急に

「皿から葉っぱがなくなったって本当ね

 誰がとったんだろうか。泥棒じゃろうかい」

5分前の祖母の言葉がそっくりそのまま出てきた。

リピート機能がついているかのようだ。

これには母も絶句した。

 

ハカラメはどこからか出てくるからいいだろう。

ハカラメがなくなっても死ぬわけじゃない

朝日は東からのぼる。

ただ

祖母の認知症は日増しにひどくなっている。

祖母が健康であることは家族の平和の証である。

ぼけても祖母がいつまでも元気でありますように。

笑顔で家族仲良く過ごせますように

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母が昨日あんたがいなくなる夢を見たといった。

 

「きぃちゃんを探しにいくから」そう言って

私は船に乗り、船が沈没して

私はいなくなってしまった。そんな夢だったそうだ。

 

「えーすがいなくなったら困る

 いなくなってほしくないという想いが

 夢に出たんだと思う」

そういって母が後ろから抱きしめてきた。

「お嫁に行ってもいいからいなくならないで」

きっとこわい夢だったんだろうね。

 

母が心配するぐらいきぃちゃんに盲目。

無償の愛を注ぐ理由は不明。

きぃちゃんはまだ見つからない。

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家に固形石鹸がたくさんある。

祖母のベットの周りにはあふれんばかりに固形石鹸がある。

 

なぜ石鹸があるかというと

「近いうち固形石鹸がなくなる」

という信憑性が定かでない情報を

祖母がどこからともなくしいれ

そいや大変じゃ買占めんないかんと

祖母の中でオイルショックのトイレットペーパー

ならぬ固形石鹸買占めがはじまった。

 

それを見た母が

誰がそんなこと言ったのね

大丈夫よお母ちゃんと言っても

祖母はスーパーに行く度に固形石鹸を買っている。

本当に固形石鹸が入手困難な状況になっても

大丈夫なぐらい固形石鹸が家にある。

液体石鹸が主流になりつつある中

固形石鹸の存続が自分の存在意義でもあるように

祖母は石鹸を買い集める。

 

誰に聞いたんだろう

電波飛ばされたんだろうか

神様なんて言い出したらどうしようと母は心配している。

近頃は母から怒られないように

祖母は子犬たちのように石鹸を隠し始めた。

祖母はもう安心じゃっどっと満足そうだ。

 

石鹸だからまだいい

変なものを集めないように

変な情報を祖母に伝えないでほしい。

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妹が「こどもができたらなんて名前にしよう」と聞いた。

 

母は

「大露羅(オーロラ)」と即答。

オーロラが母の中でブームらしい。

祖母は

「私の昔のあだ名は豆だった

 豆豆しく勉強するからマメチャンって呼ばれてたの。」

急に言い出した。

 

どちらの名前も旦那さん側の

お父さんやお母さんに反対されるだろう。

いつでもユーモアセンスを忘れない

お笑いに走ってしまうのは家系のようだ。

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中華のコース料理を食べて

あとはデザートマンゴープリン。

そんな至福のひと時

祖母がおかしな動きをしていた。

 

母が何をしているのか聞いたら

「私のだけ器が違う」

器の大きさを母のと比べ

「あたしのが他の人より大きい」

満面の笑みを浮かべている。

 

「別にかわらないよ」と妹が言うと

「あたしの方が大きいが」

母が祖母に負けず器を重ねて比べていた。

プッチンプリンとBIGプッチンプリンくらい

大きさに違いがあるわけもなく

50歩100歩ならぬ50歩51歩ぐらいの違いを

祖母と母が言い合っている姿は

こどものようでほほえましかった。

 

年をとるとこどもになるというから

祖母の行動はこどもがえりとして

母の行動は

単に負けず嫌いなんだろうな。

 

美味しいものを食べると

人を簡単に幸せにしてくれる

おいしいものをおいしいと思えることに感謝

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車を点検に出し、CDを新しく取り付け

その分のお金を用意していたら

また今度と言われ拍子抜け。

そのままなんとなくパチンコに行った。

 

パチンコはお金を捨てるものだからと

やめていたが

時々なんとなく行きたくなる。

子供の時父親に連れて行かれた記憶か

不健全で非生産的なことが父親を思い出すのか。

でもパチンコ屋特有の煙草のにおいは苦手だ。

 

パチンコの成果は

母の日に妹夫婦も呼んで

中華料理フルコースの食事会ができるぐらい

ちょい勝ちとなりました。

あぶく銭はふるまって何ぼだから。

パチンコに勝った運を

自分の実力と過信してずっぷり賭け事にはまらないように

気をつけよう。

 

妹夫婦は花とオリーブオイルと100%オレンジジュースを持ってきた

弟は東京から枇杷とさくらんぼが送ってきた。

  

お母さんいつもありがとう

おばあちゃんいつもありがとう

なかなか言葉にする機会はないけれど

いつも感謝しています。

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妹夫婦、妹の旦那の家族

そしてうちの家族で食事会。

 

お腹いっぱい食べ過ぎた

単発の派遣先でどろどろ疲れた気持ちが癒された

家族はいいものだ

でもなんかむずがゆかった。

父の家系は親戚関係が多い

母は一人っ子で祖母は離婚しているので

家族って言うか

今まで人のつながりを感じたことがなかったから

変な感じ。

 

私や弟にも縁があって繋がる家庭がもてるのだろうかと

できるなら

家族の輪がどんどん広がっていって欲しい

それは楽しいのかもしれない

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母の手に包帯が巻かれている

顔には湿布が貼られている

顔がすごく腫れて

と言っているが以前との違いがそう分からない。

 

母がハリー一家を散歩に連れて行こうとしたら

ダービーのスタートダッシュみたいに

先を争って母が転んだ。

母重症。

スタートダッシュが原因で

母が玄関で顔をぶつけてから1ヶ月経っていないはずだ。

 

「この子達は私がいなくなればいいと計画を立てたんだよ。

 眼鏡を壊したり、服を破ったり

 私のものだけ狙いをつけている。

 だから今回もわざと転ばしたにちがいない。

 その証拠に全然悪いなんて思っていないがね」

犬に悪態をつく母の口調にはいつもの元気がない。

だから

「子犬たちには今どうなっているか

 自分たちのせいで怪我をしたなんて状況判断はできない」

言ってもどうしようもない正論は言わない。

 

母が怪我をしても犬は悪びれる様子もなく

祖母はいつもと変わらない。

家には人間の数より犬の数、猫の数がが多い

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結婚式の招待状が届くのはひさしぶりだ。

6月末に妹の結婚式がある。

招待状は妹がPCを駆使してつくったものだった。

招待状には妹の熱い想いが込められているのだろう。

 

あの人の頭は結婚式でいっぱいで

電話しても返事はない

mailしても返事はない

自分の興味あることしかしない

そんなところはお父さんそっくりだ

妹のことを母は言っていた。

 

結婚式のことで頭がいっぱいだったせいで

と言う訳じゃないが

妹は頭が大きくてかつらが入らなかったらしい。

頭が大きくて恥ずかしいと言っていた

 

顔が大きくて

旦那と顔の比率を比べられるよりいい

お嫁さんは2.3歩下がらないと顔が大きく写真に写ります

遠近法を使って写真の顔の大きさ操作

なんて心配されるよりまし

かつらが入らないぐらいなんでもないよと言ってみた。

慰めになったかどうか不明。

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